ボランティアや職場見学は貴重な経験になる!

経験がない方が介護の仕事に就こうと考えたときには、気になる施設の職場見学会へ足を運んだり、ボランティアを申し出てみることをおすすめします。そして、勤務時間や給与などの条件をじっくり調べて、その上で自分が長く働くことができる職場かどうかをトータル的に判断するようにしましょう。

求人票には、職場見学可能かどうかが記載されていないこともありますが、そのようなところにもまずは問い合わせてみることです。見学対応可能であれば、訪問をさせてもらい、職場見学で施設の雰囲気を直接感じてみてください。また、職場見学はあくまで訪問者という立場になるので、もっとリアルな雰囲気を感じ取りたいときには、ボランティアを申し込んでみてもいいでしょう。事業所や介護施設では、こうしたボランティアを募集している場合が少なくありません。

ボランティアでは、責任のある仕事を任されることはありませんが、施設内でのレクリエーションの手助けをしたり、施設内の雑務等を一緒に体験させてもらうことが可能です。実際に雇用されて働くかもしれない職場の職員やその施設の利用者さんたちがどのような人なのかを、ボランティアを通して知ることができれば、応募を決める良い材料になるでしょう。

介護業界への転職は、ネット上の求人情報や書面だけの募集要項のみで決めるのではなく、本人の行動力が成功の決め手です。訪問やボランティアは時間も労力も必要としますが、自分に合った施設を見極める良い機会になります。